Chouette Ange

観劇記と好きなひとたちについて

望海風斗コンサート「SPERO」

(大千秋楽直後に書き始めたのですが、あたためすぎたので時間軸おかしいです(笑)大楽直後と思ってご覧ください。 )

 

まずは。

望海さんが宝塚をご卒業され半年が経ちましたが、変わらず望海さんが大好きです!!!もちろん、男役としての望海さんが恋しくなる瞬間もあるのですが、望海さん自身が大好きなんだなあとSPEROを通して実感しました。

 

8/2に初日を迎え、1日も欠けることなく誰ひとり欠けることなく全日程の幕を無事降ろすことのできた「SPERO」。

大千秋楽本当におめでとうございました。

望海さんもおっしゃていましたが、SPEROがスタートする直前やスタートしてからはどんどん感染者も増え、KAATのころにはどうなっているんだろう?と思っていましたが、本当に無事に終わることができること自体が奇跡ですし、うれしい気持ちでいっぱいです。

 

『望海風斗第二章』なセトリ

宝塚時代の曲からJazzyな中性的な姿、ミュージカルの名曲からJ-popまで多彩で最初はやっぱり宝塚時代の曲が馴染みもあり思い出深くもあるので、”受け入れる”という部分ではやはり宝塚の曲以外は時間が少し時間がかかりました。

が、今ではどの曲も大好きです!!

芳雄さんもおっしゃていたけれど、まさに”いい塩梅”だなと(笑)

 

まず宝塚時代の曲は”Changer(ドン・ジュアンより)””この国に生きて(アル・カポネより)””愛した日々に偽りはない(オーシャンズ11より)”

サヨナラショー等に入れられなかった曲で、また聴くことができてうれしかったです。

1曲目にChanger(変わる)を入れるのがニクイですよね…あれは泣きます。

”この国に生きて”は私が初めて望海さんの主演作品を生で見たのがアルカポネだったので、ハットを被って振り返る瞬間にあのときの香りが蘇ってきて…その日によって男役度が変わっていたりもして、それもまた楽しかった。

”愛した日々に偽りはない”は宝塚時代生では間に合わなかった曲。正面にパッと向いたときの拍手とか空気感が…これもまた、生で観ることが叶って嬉しかった曲でした。一度、”テス”の位置でやばかったです。男役時代と変わらなくて好き。

シネマパートではどの曲も好きでしたが、カサブランカがいちばん好きです。”のぞみ”とかけているところとか。梅田ではまだ多分望海さんもこちらも(笑)、慣れていなかった芝居仕立てのところがKAATではずいぶん自然になっていてびっくりしました。

Jazzパートはダンスが男役寄りで嬉しかったですね…。私は何よりも男役のダンスが見れなくなることがさみしかったので。歌もさらに英語の発音が上手になっていて、毎回楽しいパートでした。

Musicalパートでは通常バージョンはマンマミーアから。私はマンマが大好きなので嬉しかったです!なっちゃんのソフィ、望海さんのドナが見たい。(真彩ちゃんのソフィもみたい)

女性よりの気持ちの”そばにいて”はまたこちらの受け取る感情が違って新鮮でした。

”星から降る金”すごくよかった…!どんどん情感豊かになっていって、こころ揺さぶられました。

Jpopパートが一番望海さん本来の音域に合っていて歌いやすそうだったな~!

どれも好きだけど、”月光””始まりのバラード”がとても好き。

 

ペロシャルなゲストのお三方

・ラミンさん

ラミンさんはお恥ずかしながら初めましてだったのですが、本当にすごかった!

そして、本当に紳士でジェントルマンで望海さんと歌っていたときにウインクしてくれたり、あたたかなお人柄だったなあ。

望海さんも憧れの方とやっと共演できて本当に嬉しそうで…。夢を叶えた姿を見れてとても嬉しかったです!

「CAWAII」って言ってくれて望海さんが飛び上がって喜んでいたり、ファンモード&乙女モードだったの本当にかわいかったしこちらも幸せでした。

男役モードだった”闇が広がる”もすごかったな…。今までにない感じの世界観で。

このご時世でラミンさんと共演できて、本当に当たり前ではないことだと思いますし本当によかったです!また共演した姿が見られますように。

 

井上芳雄さん

芳雄さんは宝塚時代からご縁があり、現役時代にゲスト出演したディズニーコンサートで「一緒に芳雄さんと歌ってみたい」という夢を叶えたりしていたのを見ていて、お話しされるお姿はいつも嬉しそうに仲良しそうにしているので今回も楽しみにしていました!

NZMに出られなかったので、今回無事共演をはたせて本当によかったです。

芳雄さんがいちばん共演している姿をイメージできたので(笑)、歌う曲とかも色々想像できた分、何歌うんだろう!?という期待感もとても高かったです。

ラミンさんと男性パートの曲を歌ったから、勝手に1曲はそうなのかな?と思っていたのですが、”私が踊る時(エリザベート)””二人は永遠に(ウィキッド)”でした!

いや〜、まさかシシィをやるとは!この半年、ルキーニ・トート・ルドルフ、そしてシシィをやる多彩さ。

東宝版は馴染みがなかったのですが、それでもあの高音!迫力!すごかった~!(ブリドリでのシシィ姿が最初ちらついたことは内緒…(笑))

”二人は永遠に”は大好きな曲だったので、不意打ちすぎてびっくりしましたがとてもうれしかった~!高校生のころ、濱めぐさんと沼尾さんのウィキッドのCDをめちゃくちゃ聴いていたので…。一度しかきけなかったのが悔しい。Blu-rayにも残らないなんて(涙)

芳雄さんのラジオにゲスト出演してもらって歌ってもらえないかな~!

望海さんのエルファバとてもとても見たいです!真彩ちゃんグリンダで。夢がまたできました。

トークでは芳雄さんへの期待度は元々高いだろうし、望海さんは無垢な妹のように芳雄さんを見つめているし、きっとやりづらいところもあったかな~と思いました(笑)たのしかったけど(笑)そりゃあね、下級生の男役のときから知っているし妹さんの同期だし妹のような存在と言っているしやりづらいところもあるよね(笑)

肩抱くの遠慮がちでしたね、とか望海さんが言っちゃうの本当に信頼しているからなんだろうな~とか思いました。そして、「(女性としての)どうですかわたし?」と芳雄さんからの「かわいい」待ちする望海さんとてもかわいい。本当にかわいい。

わたしの見た初回は「明日はガッと抱き寄せるからな!?」って宣言しててきゃーっとなりました。次の日も紳士だったみたいですが(笑)

「カンパニーに危ない人(変な虫がつかないように)いないかちゃんと伝えますから皆さん安心してください!」と伝えてくれる芳雄お兄さん、本当にありがたい。ぜひよろしくお願いいたします。全幅の信頼。

また共演しているところを見れたらいいなあ~!

 

・海宝直人さん

個人的に未知すぎるのもあって、とてもとても楽しみにしておりました!

ただ、生ではどうしても見ることができず、配信だけ…。いきたかったなあ…劇場で音を浴びたかったです。

何度か映像で海宝さんお歌を聴いたことはあって、絶対に望海さんと合う!と思っていたんですよね。

ただ、トークをしているところは見たことがなくて、望海さんも海宝さんをお迎えする前に「今日はちゃんと回さなきゃ…」みたいなことをインスタにも書いていたので大丈夫かな〜?と思っていたんですけど、まさかのトークも相性が良く芳雄さんの回よりも押すという!笑

なんと今までお互いの観劇の予定とかも合わなかったらしく、ゲネプロが初めましてだったそうで。それであの仲の良さ??笑

1日目のレポや配信のお話しを聞いていると海宝さんもめちゃくちゃ望海さんのことをリサーチしてきてくださっていて、その真面目さが望海さんと似通うところがあるのかもしれない、と思いました。

配信回になりますが、手放しで望海さんのことを褒めてくださっていて、お話しを全肯定で受け止めて返してくださるので私たちファンも気持ちよく聞けるし、望海さんも気持ちよくお話しできたんではないかなあと。海宝さんもいつもより饒舌でテンション高かったみたいで、ファンの方にどうした!?って言われてて、本当に、どうしたんでしょう(笑)よほど気があったのかな。(うれしい)

まずはトークでいくつか気に入っているところを残しておこうと思います。

・海宝さん「こんなに完璧で隙もあるなんて、それは”愛されのカツアゲ”だぞ!?(パワーワードすぎ)と思って。‪愛してしまうぞみんながと思って」望海さんは照れて笑ったまま言葉発せてなくて、いやもうわたしの思考はフリーズしました。笑

・海宝さん「チャーミングだなと思って」→望海さん「チャーミングいただきました〜」と顔に手を当てて嬉しそうに照れてました(かわいい)

・デュエット後、望海さん「私なんてたくさん今まで歌ったうちの一人ですから」となぜか面倒な彼女みたいになったあとに海宝さん「ラミンさんと芳雄さんと最後僕ぅ!?僕でいいんですかぁ??」みたいな応酬をくり広げていたところ。

・素敵をSPEKIと言っていたことを受けて海宝さん「実はここで告白するんですけど、最初ただ噛んでるだけだと思って」→望海さん「ああ〜あいつ噛んでるなって思いました?」→海宝さん「あ〜ちょっと噛んでかわいいなと思って」望海さんガチ照れる

ここで私は爆発した(笑)

望海さんをリサーチするためにプライベートが垣間見えそうなDVDを買ったんですけどなんだと思います?のくだりで、一瞬わたしの中で『まさかブリドリ…??いやまさかな、パリ紀行やろ』と思ったらそのまさかという(笑)

ファントムも買ってみてくださったそうなので、だいきほの歴史を知るには完璧な布陣ですね…さすがです…。海宝さんがブリドリを見て、さみしさを紛らわせる/とても楽しみ!と言っていたのを受け、わたしも見直しましたがあれを見たのは大丈夫かな…?と一瞬不安になりました(笑)

先日のLINELIVEでプリドリにたどり着いた経緯はアマプラでだいきほ卒業特集(おそらくタカニュの卒業インタビュー)も見て頂いたみたいで、そこできぃちゃんが「わたしあれ好きなんです~!」と言っていて見てみよう!と思って円盤を買ってくださったとのことで…いや行動力!笑

お仕事だし、当然のことなのかもだけど誠実で真摯な方なんだな~と思いました。

肝心のお歌の方は”陽ざしの中へ(ノートルダムの鐘)””世界が終わる夜のように(ミス・サイゴン)””Journey to the past(アナスタシア)”の3曲。いや、もう最高でした…!

深みのある歌声で本当に声質の相性がばっちりで心地よかった~!チークダンスもとても素敵でひゃああああ~!と心の中でのたうち回りながら(笑)見ておりました。何というか…海宝さんとの腕の中の望海さんとても女性らしくてかわいくて綺麗で…(語彙)海宝さんの表情もすてきだった!

Journey to the pastは望海さんのアーニャはとても快活でかわいくて、それを見る海宝さんの目よ…!最後のロングトーンが本人たちも言っていたけど、本当にすごかった。

アナスタシア、何度も同じキャストで再演してほしいとLINELIVEでも言っていたけど、どうにかアーニャに望海さんいれてくれませんかね…?(無理でしょうが…)

これからの共演がとても楽しみ!

 

なんかもっと書きたいことたくさんあったけど、ひとまず締めます(笑)

Blu-rayが届いたらまた書き足そうかなあと。

つぎのコンサートは芸歴20周年コンサートかな?またコンサートやってくれるの楽しみにしてます!