昨日は花組大劇場公演の千秋楽でした。
花組トップスターの明日海りおさんの退団公演。
明日海さん、くみちゃん、あかりさん、えみちゃん、しろきみちゃん、大劇場のご卒業おめでとうございます！！！！！
ライビュも見に行けなかったし、TLを流し見するだけでしたが、朝からご卒業するみなさんの綺麗さに涙、神輿に担がれる明日海さんに涙…。
本当に本当に5人が退団してしまうことが寂しくて仕方ありません。
私は、今でも望海さんに落ちた愛革/Mr.Swing!から花組の望海風斗さんを追いかけた1年間は本当に宝物です。
まだ学生で使えるお金も限りがあって、いけるときに当日券で行ったり、バイト代をすべて注ぎこんで。
初めて会に入ったりしたのもあの時。
本当に蘭寿さん率いる花組が大好きだったし、望海さんの愛する花組が今でも大好きです。
愛革のときの出演者を見ていると、本当に驚くほどみんな卒業されてしまいました。
今回の明日海さんのご卒業とずっと花組を支えてきた4人の娘役さんたちのご卒業は本当に私が追いかけた１つの時代が終わってしまうという気持ちです。
わたしは、”だいみり”と呼ばれる、明日海さんと望海さんの二人が大好きです。
予科時代、同室だったふたり。
ふたりとも生粋のヅカオタで、予科時代は蘭寿さんのビデオを見ながら研究していたふたり。
初舞台から10年ぶりに一緒の舞台に、しかも蘭寿さんの両脇を支えるようになったふたり。
今では同じトップスターという立場になったふたり。
望海さんがトップになってから、明日海さんが組替えしてきた当初は「いつの間にこんなに差ができたんだろう」という悔しさを確かに抱えていたと明かしていました。
当時、わたしは見ていて抱えているものは見えなかったし、その悔しさを知ったときも確かに「そりゃそう思うよね」とは思ったけれど、それ以上に純粋な明日海さんへのリスペクトと同じ舞台に立っている喜び、男役を一緒に追求できている楽しさのようなものを当時は感じていました。
ＮＨＫの密着で明日海さんのトップ内定のときの様子を映していたときも（組子への内々の発表）純粋な称賛の眼差しで、当時わたしはまだ若かったのもあって”どうしてそんな純粋にお祝いできるの！？いや良い人にほどがある！！”と驚いたことを今でも覚えています。（わたしは花組の男役の申し子みたいな望海さんには、当時これほど花組のトップに相応しいひとはいないと思っていたので、悔しさもあって。でも組替えしないとトップにはなれんとも思ってた。今では雪組に組替えして、トップになれて良かった！！と心の奥底から思ってるよ）
望海さんが組替えするときも気丈に振る舞っていたけど、”さゆみちゃんを残して支えられないのだけが…”と言っていて、私はそのときも好いひとすぎる！！！と思っていました。
望海さんが”こういう夢を叶えたい”と口にしてきたことは全てトップにつながる道で、それを有言実行してきたところが私は最高に大好きだけど、でも、あのころは”お人よしすぎる”とも、実は思っていました。
でも、そんな平和であったかいところがこの二人に好きなところでもあった。
お互いをリスペクトして、立てて、男役が大好きで、とことん追求して。ふたりとも純粋に男役が宝塚が好きなんだろうなって。似たもの同士なところもあるんだろうなって。
本当に同じ立場になってタカスペに立てたことが嬉しかったし、二人にしか分からないことがたくさんたくさんあると思う。
想像を絶するプレッシャーと努力と苦労がたくさんあると思う。
外の外にいるわたしには本当に想像することしかできません。
そんな、お花渡しとしてこれほど適任な人はほかにいない望海さんが、明日海さんにかけた言葉が「生まれ変わっても、また一緒にやろうね」というのが……もう昨日から自動的に涙があふれるのですが（笑）、このふたりに対してエモい以外の言葉があるのでしょうか…？？？
先月号のグラフか何かで”生まれ変わっても、また雪組配属されたい”という、望海さんを見て吃驚したのと共に、たくさん大変なこともあるはずなのにこうやって「もう一度宝塚に入って男役をやりたい」と思ってることがファンとして幸せだなと思ったのですが、この言葉も本当にうれしかったです。ファン冥利につきる…。
ハァー、まじ大好きだし、だいみり尊いエモ！しか言葉が出てきません…。（急な語彙力ゼロ）
本当に同じ時代に生まれて、素晴らしい男役芸と舞台を見せてくれて感謝しかありません。。。
改めて最後まで望海さんを応援したいと思いました。
そして、明日海さんも頑張って見納めたい！！！！！！（望海さんが花組時代一緒に通っていた明日海会の子と一緒に見る予定ではいる。エモいっしょ？笑）
だいみりがずっと美味しいもの食べて、元気に、笑顔でいられますように。本当にいつもありがとう。
