Chouette Ange

観劇記と好きなひとたちについて

夢を見せてくれる人たち ~宝塚・娘役×娘役編~

 

わたし、娘役さん、だいっすきなんですよ!!!!(いきなり強火)

 

贔屓は男役ですし、勿論男役さんも大好きなんですが雪組以外を観劇するときや贔屓が出ていないときに観る割合が多いのは、圧倒的娘役…
男役も見てるんですが、例えば同じ瞬間に娘役さんのみたいポイントがあれば、そっちを優先しちゃう。

最近は娘役ファンも増えてきていますし、ちゃぴちゃん*1がバウ単独主演をしたり、だんだんとフォーカスされてきていて、娘役の活躍を願う声も多くわたしも嬉しく思います。

スカステでもどうしても娘役さんは下級生になることが多く、素の部分を見せられないのが勿体ないですが、トップ娘役だけではなくフューチャーされたらいいなあと思います。

さて、今回はそんな娘役シリーズです。
例によって偏りが…多い…かもしれないです(笑)


① 桜咲彩花 × 仙名彩世

 

いちかさんやきらりちゃん*2が去った後、花組娘役を支えていたふたり。
別箱でどちらかがヒロイン・2番手娘役を務めたことのあるふたり。Wヒロインも務めたこともあるふたり。よくシンメで起用されてきたふたり。
今の花組はそこまで追いかけていませんが、わたしが花組にどっぷりだったときに切磋琢磨していたのをよく見ていたことと、プライベートでも仲がよく尊重しあっていることから、大好きなふたりです。

私が一番最初に”べーゆきやばい…尊い…”と思ったのが桜乃彩音さんをゲストに迎えたFairy Styleだったかな?
3人での対談だったのですが、べーちゃんが彩音ちゃんにかつらのケアを教えてもらっていた、という流れから、今ではゆきちゃんを始め下級生のかつらのケアをべーちゃんがしている、と。
「えっ?!ゆきちゃんこんなしっかりしてそうなのに、べーちゃんにお世話になってるの???ていうか今、ゆきちゃん、べーちゃんって呼んだ!?」と私、大パニック(笑)
そう、このときゆきちゃんは”べーちゃん”って呼んでいたんですね。
宝塚は上下関係がはっきりしている世界で、この二人は一期違いなのでこうやって呼ぶってことは相当仲の良い証拠……!!

その時々によって、”べーちゃん””べー様”と様々でしたが、そのたびにごろんごろんしておりました……

ふたりとも大分上級生になりましたが、それぞれの”娘役”としての信念をもってプロ意識の高いところが凄く好きです。
花組本のべーちゃんの言葉がしびれたので*3、みなさんぜひ見てほしい。


② 真彩希帆 × 有沙瞳

 

この二人が仲良しなことは以前から知っていたので、組替え発表された
ときは愕然した気持ちになったことを今でも覚えています。
みほちゃんもまあやちゃんも大好きなので、望海さんの相手役だろうと思わせるまあやちゃんの組替えも、それに対する放出と星娘の実力強化(言い方悪くてほんとすみません)だと思われるみほちゃんの組替えもつらかった。本人たちの気持ちを思うと尚更に。
でも、まあやちゃんの星組最後の作品、燃ゆる風をみほちゃんが観劇された出のときにその気持ちを払拭するかのように仲良くふたりで出てきた姿を見たときは本当に安心しました。

まー、何ていうか、この二人が仲良しなだけで世界って平和だなと思いますね(笑)
波乱爆笑*4を見れば分かりますが、この二人は正反対なようでどこかぶっとんでる(まあやちゃんはまんまですが(笑))ところが似ているし。
お仕事では中々一緒にはなりませんが、いつかみほちゃんとまあやちゃんが同じ立場でタカスペで並んでくれたら嬉しいなあ。

 

③ 実咲凛音 × 愛希れいか

 

この二人は同期でちょうど同時期にトップ娘役になりました。
”黄金期”と呼ばれる95期で、下級生のときから新人公演からバウなどのヒロインに数々の抜擢をされてきて、いわゆる順風満帆なスター街道だったと見られがちなふたりだったと思います。

でも、そんな数々の抜擢やトップ娘役という立場は組ファンや上級生娘役、そして相手役さんのファンからの厳しい目にさらされ、とても大変な立場だっと思うんですね。
特に、ふたりは100周年の記念イヤーの重責もありました。
そんな中、同期に同じような立場がいて苦楽を共にしたというのはとっても心強かっただろうし、周りには分からない絆があるんだろうなーと思います。

歌劇やスカステで共演したり、ついには写真集も!
トップ娘役の写真集は彩乃かなみさん・遠野あすかさん・白羽ゆりさんの写真集以来。
今でもわたしのバイブルのような写真集です。

そういえば、ふたりはトップ娘役になってからの役も結構かぶっているんですよね。
メラニー*5、ロザリー*6、マリーアントワネット*7、そしてエリザベート

エモいなあ(泣)

 

 

 

上げだすとキリがないことに気が付いたので、ここからは一言…二言ずつ、では済まないとかもですが簡潔に(笑)

・大月さゆ × 愛原実花

みなこちゃんのトップお披露目だったロシアンブルーのNOSで、まだまだみなこちゃんもたどたどしく、ゆみこさんがなっちゃんも心配して、出番前に衣装など”大丈夫!?そろった!?”って言ってるよね、というお話をしていて、私の中の萌えが大爆発した。
※ゆみこさんがなっちゃんのお話出したところもポイントのひとつ。

なっちゃんのほうがヒロインを沢山していたし、地位を確立しつつあったのにみなこちゃんがトップ娘役になり、かなり混沌していた状態だったのではないかと思うのですが、当の本人たちはこれ!もう!好き!(笑)


・野々花ひまり × 彩みちる

今まで新公のヒロインを分け合ってきたり、ヒロインと二番手娘役だったり、本公演と新公で同じ役演じたり。
個人的に好きなのは幕末太陽傳のおそめとこはるかな。
本番前日に「遠慮なくいこうね」と電話で話したというエピソードが好き。

ひかるふる路での新公では、ひまりちゃんがみちるちゃんの演じていたリュシルで、新公インタビューで「本役は同期の彩なので、遠慮なく学ばせてもらっている」と言っていて、すごく感動したことを覚えています。
きっと、お互い嫉妬することもあると思うんですが、この2人はそれを踏まえた上で、からっとしていて、お互いを尊重し切磋琢磨しているというのが良く分かるなあと。

見ていて気持ちがいいし、これからの雪組娘役をひっぱていく姿を見れるのがとっても楽しみ!


有沙瞳 × 星南のぞみ

雪組で路線娘役として押されていたふたり。
舞台での濃い絡みはるろ剣の妙さんと燕ちゃんくらいかな?赤べこは本当にふたりがセンターでかわいくて、目が足りなかった思い出。
後に”あのとき、みほ*8が歌を見てくれたよね”とりさちゃん*9と語っていて、エモさが大爆発しました…
この二人は同期。実力派で強めな役が多かったせいかしっかりものに見られがちなみほちゃんと、最強のビジュアルをお持ちでふわふわしていそうなりさちゃんですが、実はオフはうっかりふわっとなみほちゃんとしっかりものでお世話係なりさちゃんというのが……少女漫画か???(真顔)

組替えしても時折仲良く入りをしていたり、スカステで共演したり…また一緒にお仕事してほしいなあと思います。

 

 

まだまだ、好きなコンビはありますが、この辺で。
思い立って加筆するかもしれません(笑)

やっぱり私は娘役さんが大好きだということを再確認。
娘役本出してほしい。需要はあると思うんだけど。TCA様に要望を出すか…。

それでは、次のこのシリーズは宝塚から抜け出します(笑)

 

 

 

*1:月組トップ娘役・愛希れいかさん

*2:花組娘役の桜一花さんと華耀きらりさん

*3:娘役というのは本当に素晴らしい、男役がいかに素敵に見えるように寄り添うことが出来るのか、という部分で自己プロデュース力を年々高めることを意識していると。

*4:宝塚graphのスターさんの宝塚入学前のストーリーを漫画にしたもの。これがかなり面白い。

*5:風と共に去りぬ

*6:ベルサイユのばら

*7:ベルばらと1789

*8:有沙瞳さんの愛称

*9:星南のぞみさんの愛称