Chouette Ange

観劇記と好きなひとたちについて

2022年現場まとめ・振り返り

現場まとめとか最近していなかったけど、外部のミュージカルも以前に比べると観るようになり、宝塚もフラットなファンになり、すべてブログに感想をまとめることもないので、ここで振り返っておこうかな~と思います。

舞台、コンサート、アイスショーフィギュアスケートの観戦が中心です。

<1月>
・INTO THE WOODS(日生劇場)×3
・MURDER For TWO(Bunkamuraシアターコクーン

<2月>
・INTO THE WOODS(梅田芸術劇場メインホール)×2

<3月>
アナと雪の女王(四季劇場春)
月組 今夜、ロマンス劇場で/Full Swing!(東京宝塚劇場
・Next to nomal(シアタークリエ)Nチーム×1

<4月>
・Next to nomal(シアタークリエ)Aチーム×2
・Next to nomal(シアタークリエ/兵庫県立芸術文化センター)Nチーム×2
・Stars on Ice(代々木体育館)
滝沢歌舞伎ZERO(新橋演舞場
・Prince Ice World(KOSE新横浜アイススケートリンク)

<5月>
・Prince Ice World(KOSE新横浜アイススケートリンク)×2
・海宝直人コンサート『Break a leg!』(ザ・シンフォニーホール
雪組 夢介千両みやげ/Sensational!(東京宝塚劇場)×4

<6月>
・ガイズ&ドールズ(帝国劇場)×5
宙組 FIY WITH ME(東京ガーデンシアター)
宙組 カルト・ワイン(Brillia Hall)

<7月>
・アラジン(四季劇場海)
ハリー・ポッター赤坂actシアター
・ガイス&ドールズ(博多座)×2
雪組 ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-(梅田芸術劇場メインホール)×2
・THE ICE(丸善インテックメインアリーナ)×2

<8月>
ミス・サイゴン(帝国劇場)×3
・流星の音色(新橋演舞場

<9月>
・流星の音色(南座

<10月>
月組 グレート・ギャツビー東京宝塚劇場
Snow Manアリーナツアー『Snow Mania』(横浜アリーナ
エリザベート(帝国劇場)
・ジャージーボーイズ(日生劇場
宙組 HiGH&LOW/Capricciosa!!(東京宝塚劇場
・望海風斗コンサート『Look at Me』(東京国際フォーラム ホールC)×5
美女と野獣舞浜アンフィシアター

<11月>
エリザベート(帝国劇場)
・望海風斗コンサート『Look at Me』(東京国際フォーラム ホールC)×3
・望海風斗コンサート『Look at Me』(梅田芸術劇場)×2
月組 ELPIDIO(神奈川芸術劇場KAAT)
天使にラブソングを東急シアターオーブ
・海宝直人コンサート Home my home(市川市文化会館
雪組 蒼穹の昴東京宝塚劇場

<12月>
・映画トゥモローモーニング トークショー(望海さんゲスト)
Sexy Zoneドームツアー『ザ・ハイライト』(東京ドーム)
全日本フィギュアスケート選手権/メダリスト・オン・アイス(東和薬品RACTABドーム)
・2022-2023年 ジャニーズカウントダウンコンサート


【2022年変わったこと】
まず、ミュージカルの観劇が増えたこと。ヅカオタ的に言うと外部ミュ。宝塚に贔屓がいないことと望海さんがミュージカルに出るようになったことで、ハードルが下がったと言いますか、いっちゃお~っていうノリで行けるようになってしまったというか…(笑)
まあすべては無理なので、2023年も気になる舞台は観にいけるといいな~。

【望海さん】
すでに懐かしい、ITW。久しぶりの日生劇場で楽しかったしやっぱり好きな劇場でした。作品にはたくさん文句言ったけど(笑)、望海さんの魔女の役自体はふつうに大好きだった。ソロがこれぞ望海風斗!という感じで毎回楽しみでした。
N2Nは最初に見たときは衝撃で…どんどん作品自体にのめりこんでいきました。本当にすごかった…。
N2N、ガイズと作品と共演者に恵まれ、いい女優スタートの1年になったんじゃないかな。
LaMではいろんな望海さんが見れて楽しかったし、歌と踊りはやっぱり好きだし、ミュージカル仕立ての新しいコンサートでなんやかんや通ってしまいました…。
結局、宝塚卒業してもしっかり望海さんのオタクをしているわたしです(笑)

【海宝さん】
SPERO以来、海宝さんを見に行くことが増えました。
なんやかんやしっかり毎回のように行っている…
ミスサイゴンは衝撃で…屋比久ちゃんとのペアが好きだったな。
あとはコンサートが本当に圧巻でミュージカル一本みたような余韻が続くんです。

【ジャニーズ】
康二くんは滅多に会えないスーパーアイドルになってしまわれた…。
欲を言えばもっと会いたいけどうれしい悲鳴というか。まあでも、現場に行きたいオタクなので、さみしいですね。個人舞台をやってほしい。
そして、マリウスくんがSexy Zoneを卒業しました。ずっと覚悟はしていましたがしばらく落ち込みました。けれど、本人もメンバーたちも最善を尽くしてくれたことは伝わったので…前を向くしかないですね。なにより、最後のカウコンに行けたのでファンとしては幸せだったなと思います。
どの推しも簡単に会えることは当たり前ではないと痛感しました。

【宝塚】
わりとまんべんなく観れたかな…?と。ただ、花組星組が中止が多くてなかなか見れずで残念です。来年はもっとみれるといいな。
そしてなかなか贔屓はできないなあ。笑


遠征が多い年でした。関西に行ったのは6回…?笑
あとは初めて行く劇場が多くて新鮮で楽しかったです!

2023年もたのしくほどほどに!オタクしたいと思います。

 

ミュージカル『ガイズ&ドールズ』

いつもながらおっそいですが、残しておきたいので…。

まずは望海さん!讀賣新聞演劇大賞女優賞ノミネートおめでとうございます!!!(もう下半期おわっちゃうよ…)

N2Nのダイアナとガイズのアデレイドから。

いや~すごいですね!どんどん世間へ見つかっていく…。うれしいやらさみしいやらですが、こんなすごい方をずっと応援できていることが誇らしいしうれしいです。

いちばんうれしいのは、いつまでも望海さんとわたしたちファンの心の距離は変わらないと思わせてくれるところ!!まさかこんなにもずっと変わらず好きでいられるとは思いませんでした(笑)

 

さて、ガイズ&ドールズですが、本当に久々に通った公演となりました!

古き良きミュージカルで本当に楽しかったですし、望海さんのアデレイドも本当にかわいくて綺麗で大好きです。

 

①演出について

おそらくブロードウェイから演出家を呼んでいることもあり、帝劇の使い方が…と思うところが多々ありました。まずあのアーチ!笑 舞台が狭く見えてしまって残念でした。舞台だけども映画っぽく見せたかったのかな?

訳詞も残念ながら微妙だった…。宝塚版を踏襲するのはいろいろ制約があったのかな?

でも、マイケルアーデンさんの作品の作り方を聞いてるとなかなかおもしろかったです。

あとセットがすごくて、真ん中の建物が上下して場面がかわるのがなかなか鮮明で回数を重ねると中をのぞくのが楽しかったです!

階段が上下して飛行機の搭乗口とつながったり、地下へつながったりしていくのも鮮明でした。

ただセットで残念だったのが、土管が真ん中からじゃないとちゃんと見れなかったことですね…。わたしは上手からの観劇が多かったので、下手のまりおさんがあまり見れずでした。。

②衣装について

衣装はヅカオタにはおなじみの有村先生!

合わない人もいるみたいだったけれど、わたしは好きでした。とくにアデレイドちゃんの衣装は本当にかわいかったしきれいだった!一番早替えが多くていろんな衣装を楽しめてたのしかったです。

アデレイドちゃんの衣装だと、オレンジの衣装が好き!ネイサンと並ぶとおそろいっぽくなるのがかわいい。

ウエディングドレスもきれいで、マーメイド型なのが似合っててよかったです。ご本人も一番好きだとおっしゃてたのがかわいかった。

 

③キャストについて

本当に豪華キャストでした!!!

プリンシバルキャストがそれぞれ主役を張れるほど強いしスター揃い。おまけにStarSのおふたりとみりだいが揃うという…。そりゃチケ難になりますよね。

ただ、男性陣はギャンブラーに見えるか?といったらうーんという感じで、やはり宝塚を見慣れる人からみるとリアル男性でスーツものでかっこよく見せるのってけっこう難しいんだなあと思いました…。

とくにネイサンの衣装はなんかダボっとしていて、浦井さんの着こなしの問題なのか衣装がアレなのか分かりませんが野暮ったく見えてしまって残念でした。

会計士に見えるという意見をTLで見かけましたがたしかに…と納得してしまう感じ(笑)

どうしてもわたしは先入観というか、外部のミュージカルは(ヅカオタ的な言い方ですみません)実力者揃いですごいものが見える!!!みたいな思いで見てしまうんですね。なので、ほめてしまいがちというか。まあそうでないことは森で学んだのですが。

 

そのうえで感じたことをひとことずつ残しておきたいと思います。

 

スカイ・マスターソン/井上芳雄

なんといっても、Luck be a Ladyでの劇場の支配力におどろきました!!すごかったし圧倒された。これが帝劇の0番に立ち続けた方なんだと。Luck be a Ladyからラストにかけてが好きでした。

 

サラ・ブラウン/明日海りお

どうしても高音が厳しくて、やっぱり男役から女優さんの歌唱にしていくのは大変なんだろうなあと思いました…。あと線が細くて、あのなかにいるとよわよわしく見えてしまって。役とは合っていると思うんだけどな。でも、カタくてスカイを警戒するところから徐々に惹かれていって一緒にハバナへでかけたところから解れていくのを繊細に演じていてとてもよかったです。

あとはやっぱりラストアデレイドののぞみさんと歌うところはじーんときてしまいますね…

 

ネイサン・デトロイト浦井健治

浦井さんのネイサンはアデレイドがどんな球を投げても大きな懐で受け止めるやわらかいネイサン。

どんどん息が合ってパワーアップしていくShu meが大好きでした!!!なんやかんや言ってちゃんとアデレイドのことが大好きなのよね。まあアデレイドちゃんが落ち込んでいるときはおいネイサン!?ってなったりしたけど。笑

 

アデレイドのことは最後に書きます。

 

ナイスリー・ナイスリー・ジョンソン/田代万里生

まりおさんのナイスリー!とにかく明るくて存在がでかいなあというところが好き。ただしギャンブラーには見えない(笑)ナンバーがどれも大きくて劇場の支配力がすごかった。♪座れ、船に揺れるが好きでした。

 

カートライト将軍/未沙のえる

なんというかさすがだった~!歌とかはやっぱり喉が厳しくなってきてしまうこともあったのだけど、お芝居の間とか空気づくりとかすごかったです。宝塚初演でのナイスリーが未沙さんだったというおはなしをされてましたね。すごいなあ。

 

アーヴァイド/林アキラ

いや~サラを思って歌う歌での林アキラさん、とってもよかったです。歌自体もうまいしすごい気持ちが伝わってくるんですよね。ロミジュリの乳母の歌といい、ああいうのにとても弱いわたしです。すてきだった!

 

アンサンブルでは藤森蓮華ちゃんとあちちゃんがかわいくてよく見ていました。みんな毎回違う小芝居をしてくるのでとてもたのしかったです!また違う舞台で見れるといいなあ。

 

④望海さんのミス・アデレイド

ビジュアルが出た瞬間からかわいくてかわいくてとっても楽しみにしていました!

幸運なことに初日を観劇できたのですが、出てきた瞬間「声が…たかい…!?」と声色がまったく違うことに驚き。

踊り子というよりはスプリットショーガールよりだったので、ファンにとって衝撃的な姿もあったのですが(笑)、なんというかちゃんと消化していてすごかった。

ナンバーもたくさんあって、出番はものすごく多いというわけではなかったけど、見所たくさんでいろんな姿を見れて楽しかったです。ネイサンと結婚ができなくてしょんぼりしている姿がかわいそうで、かわいくて…。実年齢に近いアデレイドだったということですが、いやかわいかったなあ。

アドリブも毎回いれてくる(ストーリーに干渉しないアドリブ)のもさすが宝塚時代鍛えてきただけあって、毎回こちらも楽しかったし、のぞみさんも楽しそうでした!!

 

 

なんというか乱雑な感想で申し訳ない…。やっぱり熱を持った勢いで書かないとだめですね。

今回の公演は東京が半分くらい中止になってしまったのが残念でなりませんでした。わたしは運よく複数回みることができましたが、望海さんのワンス後初めて止まってしまったので、心持ちとしてもしんどかったです。

どうにか映像とかで見れるようにならないかな…難しいかな…。

また、ガイズのカンパニーのみなさんとのぞみさんがご一緒している姿を見れたらいいなと思っています。

本当にたのしい公演をありがとうございました!!!

 

 

ミュージカル「流星の音色」

本当はガイズの感想を先に書きたかったんですけど…いろいろありましたので、先に書いてしまうことにしました。

新橋演舞場公演はいくつか中止になってしまいましたが、地方公演まで無事に最後まで公演することができて千秋楽を迎えることができてよかったです。

 

まずわたしは今回の流星の音色はジャニオタとしてではなくまあやちゃんのファン(ヅカオタ、ミュオタより)として行っておりますし、感想もその立場から書きます。

マイナスなことも書きます。ここはわたしの正直な感想を残しておく場なのとただの一般人の感想なのでご了承ください。

 

 

 

 

正直、”ミュージカル”という呼称にしていいものなのか?という疑問の残る作品でしたが公式が謳っているので…。

ヅカオタの感想で”ウォーターショー”とか”ジャニーズミュージカル”という言葉が出ていたけど、わたしもそれに近いものを感じました。

 

・作品について

いくら脚本が外部の人だからと言って、演出が演出だし…と思って期待はあまりしていなかったです(笑)

恐らく真剣に悲恋ものを描きたかったんでしょうけど、伏線が弱かったり心理描写が弱かったりで…主人公とヒロインの年齢設定は16~17歳前後なのではないかなと思うのですが、若さゆえの恋一直線!みたいな描写も弱くて、入り込みにくかったです。

もっとわかりやすく障害!!!みたいな感じで入れた方が盛り上がったんじゃないかな…。

ミュージカルはただ歌とダンスとお芝居を交互にやればいいってもんじゃないと思うんですけど、交互にするだけに見えてしまって単調に感じました。ピークがわからない。

 

そりゃあ、ジャニーズの舞台しか演出してこなかった人がいきなりミュージカルを真剣にできるわけはないとおもうんです。宝塚はある程度スターシステムがあり代々積み重ねてきた型(1時間35分で何場面とか)があるので、ある程度組立てやすいと思うのですが、ジャニーズでガチのミュージカルはしてこなかった(歌舞伎とかSHOCK、えび座等また違いますよね)のでいちから積み上げていくのはむずかしいですよね。

ジャニーズだけではなくて、外部の、それも実力派のまあやちゃん*1新妻聖子さんを呼んだのは真剣にミュージカルをやりたかったということなのではないかと解釈しているんですけど、それは違いますか?

真剣にやりたいなら、あんなド派手な演者の顔も見えなくなるほどの水演出はいらないし(そしてとてもクライマックスがわかりにくい)和太鼓たたかせなくてもいいと思うし、リーパとお父さんの殺陣のために殺陣をいれたんだと思いますがその場面もいらないとわたしは思います。ジャニオタのためのサービスシーンということでしょうか?

ミュージカルではテーマ曲をリプライズで歌うことは多々ありますが、リプライズが多すぎて…。

あとはこれはフランス版のロミジュリ(宝塚が初演で外部でもやっているイケコ演出のやつ)を見ている人はわかると思いますが、シルファと乳母のやり取りがとてもロミジュリのジュリエットと乳母のやり取りと酷似していていて、乳母の歌もすごく似ていた…。(歌っている内容が)盗作と言われても仕方ないレベルだったので大丈夫かな?と思いました…。

リーパが闇落ちしたときの黒い椅子もトート(エリザベート)の椅子か?って感じだったし、歌声(琴)で惹かれあうっていうのもファントムか?って感じで多々ほかの作品の要素があり、滝沢さんがいろんな作品を見てそうなってしまったのかはわかりませんが大丈夫かな?っていう点が多々。

もし再演をするんだとしたらテコ入れするべきところがたくさんあると思います。

 

・演者について

お目当てのまあやちゃんはとてもかわいく、可憐に恋に恋する姿を丁寧に演じていて、歌もあいかわらずとってもうまかったです!

ただ、まあやちゃんにああいう少女のようなお役をあてるなら、もっともっとおてんば姫みたいな感じで描いてほしかったなあ。まあやちゃんの幕末太陽傳のおひさが大好きなのですが、そんな感じで。

歌についてですが、あいかわらずうまかったけどこんなもんだっけ…?という思いもあり(期待値が高いからこそ)宝塚時代のものを見返していたら、やっぱり繊細な場面でももっとパーンと押し出しがいい歌を歌っていたよね…?となりました。

これは役柄によるものなのか、演出からも指示なのか、はたまたまあやちゃんは相手に合わせたり作品のバランスを見ることができるので全体のバランスを見てなのか分かりませんが…。

でも、花組星組のときは思うがままに実力を発揮していて、全体のバランスを見て力を抑えたりはしていなかったので、雪組でトップ娘役として色々な経験をした結果なんだろうなあと感慨深くなりました。

わたしは宝塚でもまあやちゃんをたくさん見てきているし、のぞみさんの役柄上どうしても大人っぽい役の方が多かったし、まあやちゃんレベルになると難しい役をさせたいと思う演出家の方が多いと思うので、もっと難しいお役ができるのにな~と歯がゆかった。

シスアクやジキハイでまたいろんなまあやちゃん会えることを楽しみにしています!

 

きょもは演技をしているところは初めて見たのですが、リーパの2面性をわかりやすく演じていたなあと思いました。残念ながらわたしはきょもは刺さらず…。すとの中でわちゃわちゃしているきょもの方が好きかもしれません。

歌はもっと舞台では違う歌い方なのかと思っていたので、すとーんずさんとして歌っているときと変わらずでちょっと残念でした…期待値が高すぎましたね。

音程?というか声量?というのかな?が揺れるのが気になりまして…たぶん得意な音域があるんだと思うのですが。もしこれから本当にM!とかのミュージカルにでていくのだとしたら、もうちょっと歌は鍛えた方がいいかなと思う。これはわたしが最近様々な外部のミュージカルを見てきて、本当にこの狭い日本の中にも化け物級に歌がうまい人はたくさんいるんだと知ったので。アンサンブルの中にも。

 

新妻さんはさらに深みが増した役者さんになられていて、歌もさすがで、まあやちゃんとの場面は本当に胸が熱くなりました。

一緒に歌う場面、同じ歌をかけあう場面、とてもよかったです!

またまあやちゃんと共演するところを見たいです。

乳母の福麻むつ美さんもすごく演技も歌もよくって、調べたら元宝塚の男役さんだったんですね!残念ながらわたしはその時代はよく知らず存じ上げなかったのですが、とくにシルファを思って歌う歌がすごくよくてヅカオタとして誇らしくなりました。

チーム山の星は実力派揃いでほんわかしていて空気間が好きでした。

 

海の星チームはなんというかみんな粗削りで情緒も不安定で(これは演出の問題)もっとこう、なんかできなかったかな~?と思います。

従者役はJrとほかの年齢差がありすぎて、いっそのことJrでそろえてもよかったのでは?

ちょっとライバル役みたいなのも作ってもよかったかもしれませんね。

 

最後にまあやちゃんがおたくに凸られた件ですが、率直に言ってあの件からもうジャニーズとは共演してほしくないと思っていますね。

まあやちゃんの対応もよくなかったと思いますが、ドラマのタイトルの言葉をインスタのストーリーにのせただけで匂わせになる意味がわかりません(笑)おそらくまあやちゃんはドラマのタイトルすら把握してなかったんじゃないかと…

まあやちゃんは確かにさっぱりしているし男前な一面もありますが、本当はとても繊細で細やかなところを気にする子なのでとても心配でした。

今回の作品でのラブシーンってすごくライト(ハグもそんなぎゅって感じじゃないし)だったと思いますが、それでこうなるって今後本当にご本人がミュージカルをやっていきたいとしたら大丈夫なんでしょうか?わたしはニュージーズは見れなかったのでわからないのですが、ゆうみちゃんとはもっと濃いラブシーンはなかったのでしょうか?

娘役出身であれだったらふつうの女優さんだったらどうなるんだろうと思いますね。

ゆうみちゃんは大きい事務所に入っているのでおそらくDM管理されていると思うのですが、ゆうみちゃんのところにもああいう攻撃があったのかなあと思ってしまうことがかなしいです。ないとは思うけどちゃぴもね…。

わたしは宝塚もジャニーズも好きですが、ヅカオタが攻撃するのもおかしいと思いますし、そのきっかけになってしまうことに対してまだ怒っているしかなしいしやるせない気持ちでいっぱいです。

 

もしこのミュージカルが再演するのだとしたら、そして同じメンバーなのだとしたらこのようなことがないことを祈るばかりです。

まあやちゃんはわたしはもう共演してほしくないですが、ご本人が望むなら大きい守ってくれる馬車馬のように働かせられない(大事)事務所に入って欲しいです。

 

これからのまあやちゃんの女優さんとしての人生が幸せなものになりますように!

 

 

*1:真彩希帆さん

はじめての滝沢歌舞伎ZERO 体験記

 

いまさらですが、お盆で仕事が暇なのと(仕事しろ)ずっと下書きに残っているのも気持ち悪いたちなので、書き上げたいと思います。

 

康二担になって3年ちょっと。

ようやくはじめての滝沢歌舞伎を体験してきました!!

 

好きになりたてのときはチケットが見つからず諦め、次の年はコロナで上演できず映画を見て、昨年はせっかく自名義で当ててた公演が中止期間とかぶり涙をのみ、やっと今年!!!

正直、中止名義のおこぼれはスノマニで使い果たしたと思っていたので、当たってびっくりチケットがきてさらにびっくりでした。

10年以上舞台を見てきていますが(ほとんどが宝塚ですが)、こんなにいい席ははじめてでおっかなびっくりでした…。

わたしは1回のいい席より端でいいから何回も見たいタイプのおたくだし、宝塚は貢献度=席のよさなのでわたしなんぞがこんないい席に座っていいの…?という状態でした。

 

奇しくも、昨年中止になった日と同じ日が当たり、また中止になったらどうしよう…とすごく怖かったです。当日の朝、星組公演の中止のおしらせもあり、改めて何があっても受け止めようと思って向かいました。

同じ名義でデビューコンも中止になっていたので、2度あることは3度ある…という不安も。

それだけ私の中で昨年の中止はトラウマになっていました。(おたくと飲んだときに酔っぱらって泣いたりしていた(笑))

 

そんなこんなではじめての生の滝沢歌舞伎ZERO。

ジャニーズの舞台なので考察なんぞするもんじゃないと思っているので、完全に”体験”って感じでした。

アトラクションに乗るのとおんなじ感じ。詳細は覚えていません(笑)

 

はじまる前からふわっふわしていて夢の中にいるみたいで、”ひらりと桜”で9人のシルエットを見て康二くんを見た瞬間、涙が止まらなかったです。

この光景をずっと見たかった。桜が舞う中で踊る康二くんは本当に儚くて、でも力強くてとても幻想的でした。

ラウのなっがい足で蹴られた桜が顔に直撃した瞬間、目が覚めたというか現実に引き戻されました(笑)ラウと目が合ってなんとも言えない顔で見られたのが忘れられないです(笑)(今思えば「ゴメンね?」っていう顔だったのかも?)

前情報はある程度は入れていたのですが、目まぐるしく追うのに必死でした。たぶんひらりと桜が一番覚えてる。

"いつか"はメンカラごとに登場するのがかっこよくて、康二くんが大優勝だったことは覚えてる。(いつも大優勝だと思っているw)

My Friendは康二くんとあべちゃんの歌声が合っていてよかったなあ…康二くんの生歌好きです。ミュージカルも見てみたいけど、ミュージカルになると見る目厳しくなっちゃうと思うので(笑)、またストプレもみたい…。

腹筋太鼓は”これが噂の…!”っていう感じで実際に生で見れて感動しました。まあ冷静に考えるとなんてことさせてるんじゃという感じではありますけど(笑)

メカ太鼓に乗せられてぶん回されている康二くんを見ながらはらはらしていたおたくです…。

Feel the light,Lovelyはめちゃくちゃかっこいい。かっこよさは一度じゃ消化しきれんので、さきに予習をしたかった気持ちはある…

生化粧はこれも”これが噂の…!”という気持ちでした(笑)花鳥風月は連獅子がおもしろかったです。(おーい)以前の花鳥風月を一度生でみさせてほしいですね…

 

二幕の鼠小僧はただただ楽しく観ていたので感想なんぞなく…康二くんに対して「絶対に悪役やってほしい!!!」みたいな思いも無くなので……そろそろ官兵衛以外の役やりません?とは思うけど…(笑)

水はかけられる席だったので、これこそアトラクションみたいな感覚でした。

そしてラストの”WITH LOVE”はこれも生で見れてうれしかった曲のひとつ。

WITH LOVE=滝沢歌舞伎という感じなので、おわってほしくないという思いと見れてよかったという思いと康二くん儚いけどかっこよくて力強いという思いと…。

 

中々会えなくなってしまったSnow Man、そして康二くん。

喜ぶべきことですが、現場へ通いたい系のおたくとしてはやはりさみしくもあり…。

一回一回の現場を大切にしたいなと改めて思いました。

 

TVや雑誌を真面目に追うおたくでもないし、現場がないと熱量が保たれないおたくでふがいないと思いますが康二くんがだいすきな気持ちは変わらないので…。

秋のコンサート、一度は入りたい…というか絶対入る!という強い気持ちでいます。

 

ジャニーズエンタメをいまだに理解しきれていないおたくですので、一度SHOCKとドリボにも行ってみるべきなのでは?と思っております。(SHOCKは映画を見て今のところ一番ジャニーズの舞台で好きなので、生で見てみたい気持ち)

先日流星の音色を観てきたのでそちらの感想も後ほど書きたいと思います。それでは!

 

ミュージカル『next to normal』感想

東京千秋楽、おめでとうございました!!!!!!!!

AチームとNチーム2回ずつ観劇しました。Nチームをあと1回見る予定です。

 

わたしは考察したいけどできる頭のない人なので、自分なりのN2Nの解釈を得るまでに時間がかかりましたが、パンフでの対談やふーとーくでの望海さんのお話し、初演でゲイブを演じた辛源さんのブログ等を読んで、「こういうことなのかな」という形が見えてきたので、残しておこうかと思います。

ネタバレしますので、まだ見てない方で絶対にネタバレ踏みたくない!という方はリターンでお願いします。

ちなみに私は上演が決まった時にいろいろあらすじやどんな役か調べたときにネタバレを踏んでしまっていて、踏んだことも気づかず、1回目に観劇したときに「なにがネタバレなんだろう?ここからどんな大きなネタバレが…?」と思ってみているうちに終わり、終わったあとに「あれがネタバレだったんだ!」と気づきました(笑)ただのあほですね…(笑)

ただ、そんな状態でも1回目に見たときの衝撃はものすごかったので、仮にネタバレを踏んでしまっても十分に楽しめると思います!

ではいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①ミュージカルのおもしろさ

双極性障害と診断された女性を主演にした家族のおはなし。それだけ聞くと、ものすごく重たい作品に聴こえるけれど(いや確かに重いお話しなんですが…)、音楽の力で重いだけではないお話しになっているところがミュージカルの面白さだなと思いました。

ほとんど歌で物語を紡いでいくので、当然ながら歌で物語を届けるだけの力量がキャストには必要なのですが、それを当たり前にできるベースがあるキャストが揃っているのが心地よかったです。(化け物級に歌のうまいキャストに囲まれるはっしー、がんばれ…!と手に汗握っておりました。2回目の方が明瞭になっていたし健闘していたと思う。というジャニオタとしてのわたし)

やっぱりわたしはミュージカルに歌唱力が必要だと思う。Into the woodsで歌がうまくても…みたいな意見がありましたが、お芝居を届けるための歌唱力はやっぱり最低限必要です。それを”普通のミュージカルではない”という謳い文句で逃げてほしくなかったなと改めて思いました。と、森のお話しは置いておいて…。

海宝さんのCDに入っていた「I'm Alive」をN2Nの曲と知らずに聴いていたんですが、この曲がN2Nの曲と知ってからは曲は意外とPOPなのかな?とかいろいろと思って観劇をしたら、本当にいい曲ばかりで、このお話しにこういうメロディーの歌をぶつけるんだ!?という驚き。

曲の力で物語全体を重くなりすぎないようにしていて、ミュージカルって面白い、と改めて思いました。

ブロードウェイオリジナルキャストの音源を見つけてからはずっと聴いてます(笑)本当にやみつきになる…!!

初見はNチームだったのですが、嗚咽レベルで泣いて(両隣が空席だったのもたぶんある)、しばらくひきづり今後の観劇が心配になったのですがその後はストーリーを知っていたので初見ほどではなくて安心しました。

今回は娘のナタリーにいちばん感情移入をしたんですが、母という立場になったらおそらくまた違った感情を持つだろうし、多分わたし客席から立ち上がれなくなるほど泣くんではないかと…(笑)まあ母になる予定はまだまだないんですけれどもね…

こう思ったのは星逢一夜以来です。星逢もこれ立場が変わったらまた感じ方が変わるだろうな…と思った作品なのでした。

 

②全く色の違うAチームとNチーム

初演、TENTHと続投の瞳子さんをはじめ、経験者が何人かいるAチームに対し、全員はじめてのNチーム。

どうなるんだろう?とどきどきでしたが、両方ともすばらしくて比べられるものじゃない!と思いました。

同じ視点でみたいけれど、Nチームは贔屓が主演をしているし、Aチームは海宝さん目当てで行っているし、到底無理ですね(笑)

わたしはSPERO以来、すっかり望海さん×海宝さんのコンビが好きになってしまったので、今回も望海さんのダイアナと海宝さんのゲイブが見たかったなあと思っていて残念に思っていたのですが、、、まあ息子役だと無理があるか…と思い納得していました。ですが、実際に観劇してこのキャスティングに至ったのは、どちらかと言うとダイアナとゲイブと相性というよりはダイアナ×ナタリー、ダン×ゲイブの母娘と父息子の親和性の方がきっと大事なのかな?と思いました。

それだけ、瞳子ダイアナ×昆ナタリー、望海ダイアナ×屋比久ナタリー、岡田ダン×海宝ゲイブ、渡辺ダン×甲斐ゲイブがぴったりだった!特に、Nチームはこの親にしてこの子あり、というかぴったりでしたね…

ゲイブだけ入れ替えというのも見てみたかったですね。

どの役も全く違いましたが、特にゲイブが全然違くて面白かったので…。

もともとご本人が持つ属性が全然違う!どこか影のある闇属性っぽい甲斐くんと根っからの”陽”な海宝さん。甲斐くんはルドルフ本当にぴったりだろうなと思いましたし、イケコが気にいるのもわかる感じ(笑)

海宝さんは本当に歌がうまい。歌がうまい人たちの中にいるのにさらに歌がうまいってなにごと?と思いつつ。生きたい!!この世に残りたい!!!!と思う生命力あふれるゲイブ。

甲斐くんは生きたい!!というより、ママパパナタリーに忘れられたくない、みたいな方が強かった感じ。

ダイアナの記憶がなくなったあとに黒いTシャツの衣装になって歌うところ(階段から降りてくるところ)が全く違った。甲斐くんは記憶を思い出して欲しいという執念を感じられて、海宝さんは”虚無”って感じなの。普段が目から笑う人なのでほんとこわかった(笑)というか、今回海宝さん本当に感情剥き出しで涙流しながら演技しているのを見て、結構びっくりした。ファンの方には当たり前かもですが、ここまで感情剥き出しで演技するんだ!?と思って。

 

瞳子さんのダイアナはご本人がおっしゃっていた、一見普通な人がどこかおかしい感じ、を見事表現されていて絶妙な匙加減がさすがだった。

岡田さんのダンは基本いいお父さんでダイアナを愛しているのが伝わったくるんだけど、ナタリーに対する当たりが結構強くてびっくりしたのと、よくよく見ていると感情の起伏が激しくてラストにゲイブの名前を呼ぶところは観念したように呼ぶので、ずっと壊れかけていて最後に一押しされた感じ。

渡辺さんのダンはわりと感情が一定でおだやかでナタリーに対しても嗜める感じで、都合が悪いところは見ないようにしようといるところが顕著。最後のゲイブが見えるところはしっかり目を見て壊れそうな目て”ゲイブ…ガブリエル”と言うので本当にぞっとする(笑)ダイアナが出て行ったところで一気にこわれちゃったのかな…と思った。

ナタリーは役自体が感情移入する役なので、どっちもとてもよかったんですが言語化しにくいな。冷静にみていないということを自分で自覚しているので。

ヘンリーは大久保さんは本当にいいやつ!という印象に対してはっしーはヘタレっぽいけれど冷静にみるとただのイケメンなんだよな…っていうのがジャニーズっぽくておもしろかったです。

ドクターはちょっとわたしにはどういう存在か理解しきれなかったので、また理解してきたら追記します。

 

③ダイアナから見た物語、”ゲイブ”という存在とそれぞれの”光”について

ゲイブという存在はダイアナの幻覚なので、ダイアナが理想とする息子の姿ということ。そりゃ、あんなすてきに育った息子が出てきたらすがりたくなるなあと思いました。その上で、前述した2人のゲイブの違いはとてもおもしろかったです。

色々な考察を読んだ上で、この作品にとってゲイブ(=ガブリエル)という名前(ダイアナやナタリーも含めて)が大事だということに関して。

ガブリエルとはキリスト教ではマリア様の受胎告知をした天使のこと。「神の福音を告げる天使」がガブリエルというのだそうです。

何度か見てゲイブの名前が全然出てこない、ラストのダンが名前を呼ぶだけだということには気づいていたのですが、原作ではゲイブという名前を呼ぶことでゲイブが成仏し、消えているというのをある考察を見て知りました。ずーっとゲイブは”ぼくの名前を呼んで”と言っていて、それだけ名前が大事だということはわかっていたのですが。

息子の死因と向き合い、娘に打ち明け正面から向き合うことやダンと共依存のようになってところから家を出ることによって一歩踏み出したダイアナにとっての”光”は理解してしたのですが、ダンにとってはなんなのだろう?と思っていて。それが、原作だとダンがゲイブの名を呼ぶことにより存在が消えているということを知り、ダンにとってはゲイブという存在と向き合って自身の問題を見て見ぬふりをやめたことが”光”なのかな?と。

ダンとゲイブはどうなるんだ!?と思っていたので、納得しました。

衣装が青=ノーマル、紫=ネクストトゥノーマル、赤=クレイジーという意味を表すと知ってから、ラストのダンとゲイブの衣装が赤いのが苦しかったのですが私自身救われました。

ナタリーとヘンリーはラストの笑顔が明るくて、ナタリーがヘンリーとダンにお祝いされているのが未来への明るさを現しているようでうれしかったです。

 

④望海さんのダイアナ

どうしても贔屓目になってしまうので…。

宝塚時代、どんなに感情が昂っていても涙を流さなかった望海さんが涙をぼろぼろ流して演技している姿を見るとそれだけで泣いてしまうのですが(笑)男役さんのときは異性を演じるというひとつのベールがあったからかな?と思いました。

2回目を観劇しているとき、冷静に考えて望海さん歌もお芝居もうまいなあと思って、本当にすごい人を応援しているんだなと思いました。(何回目の感想?笑)

あんなに感情をむき出しにしているのに歌をコントロールしているの、本当にすごいなと思います。

すんごい表情筋を使って演技をしているところを見ると、男役時代から変わっていなくてすべてがつながって今に至っているんだなと思います。

望海さんに合わせてチーム全体が引き上げられているのをみて、歌と演技で座組引っ張るところが変わっていなくて嬉しくなりました。

これからもいろんなお役を見れるのが本当に楽しみ!!!夏以降の予定を早く教えてください!!!!!笑

 

まずはあと1回観劇予定なので、全力で目に焼き付けます。

また追記しますね。駄文すぎてああああ〜って感じなのですが、また推敲しようと思います…。

それでは!

 

早霧せいなコンサート『SOMEWHERE』

 

9/18(土)19:30の2nd Stageにお邪魔してきました!

望海さんをゲストとして呼んでくださるということで、大好きなちぎもんをやっぱり生で見たい!ということで、土壇場でチケットゲットして行ってまいりました。

 

幸せ空間

ちぎさんとそのファンの方たちとの幸せ空間でこちらもお裾分けしていただきました。

宝塚卒業ぶりのちぎさんだったのですが、相変わらず透き通る美しさと外見からは想像つかない熱さと飾らなさが魅力的で本当にお人柄が素敵だなと。

20年間の感謝とファンの方たちにやっぱり実際に会いたかったというお話をされていて、20年間こうして芸能活動を続けているということは本当にすごいことだよなあ、と思いました。

そんな特別なコンサートに改めて望海さんをゲストとして呼んでくださって本当にありがとうございました。

 

多彩なセットリスト

ちぎさん自身がバンドマスターの方の「こういう曲の方がライブっぽいですよ!」という助言を得て曲を選んだというお話をされていましたが、望海さんは絶対やらないだろうなというような曲を聴けたり、懐かしい宝塚の曲も聴けたりととても楽しかったです。

コンサート慣れ、という部分ではジャニーズの方がしているし、わたしはどちらかというとアップテンポの曲が好きというのもあって。

ダンスも相変わらずキレキレでかっこよくて惚れ惚れしました。

ワンナイトカーニバルも最高でした(笑)

宝塚コーナーではネバセイ、僕は怖い、星逢一夜、不殺の誓い、約束の場所を。

新公初主演で宙組での再演が決まってるタイミングでネバセイ聴けたのがとても嬉しかったし、代役稽古で歌っていた僕は怖いを聴けたのファンのみなさん嬉しかっただろうなあと。

エリザガラコンで代役稽古でトートやってた望海さんを実際に見れたのが嬉しかったので。

星逢一夜はイントロ流れた瞬間に泣く身体になったので通いまくった思い出深い公演でもあるし、一気にあの夏に引き戻されました。

 

圧倒的バディ感

望海さんはルパン三世のテーマからの登場でした。16時30分のステージのネタバレ見ずにのぞんだため、とってもビックリ&嬉しかった!

当時は歌わなかった2番を一緒に。SPEROでは見れなかった男役のダンスを久しぶりに見れて本当にかっこよかったし嬉しかった…!

拳を交わしてニヤリとする悪ガキ感とか当時と全く変わってなくて…本当に大好きです。

当時ゆうみちゃんと3人で歌っていた朝陽の向こうもゆうみちゃんの姿が目に浮かびました。

と、ここまで書いていたのですが下書きに眠っていたので上げておこうかと思います。
変にコンビ売りの忖度がなく、ちぎさんののぞみさんへのまっすぐな信頼とのぞみさんのちぎさんへのまっすぐな尊敬が大好きでした。
今思えば、このステージがちぎもんを見れる最初と最後の機会となってしまい、見れて良かったという気持ちとさみしい気持ちでいっぱいです。
トリデンテが真ん中の時代は間違えなくわたしの青春ですし、大好きな宝物です。

 

望海風斗コンサート「SPERO」

(大千秋楽直後に書き始めたのですが、あたためすぎたので時間軸おかしいです(笑)大楽直後と思ってご覧ください。 )

 

まずは。

望海さんが宝塚をご卒業され半年が経ちましたが、変わらず望海さんが大好きです!!!もちろん、男役としての望海さんが恋しくなる瞬間もあるのですが、望海さん自身が大好きなんだなあとSPEROを通して実感しました。

 

8/2に初日を迎え、1日も欠けることなく誰ひとり欠けることなく全日程の幕を無事降ろすことのできた「SPERO」。

大千秋楽本当におめでとうございました。

望海さんもおっしゃていましたが、SPEROがスタートする直前やスタートしてからはどんどん感染者も増え、KAATのころにはどうなっているんだろう?と思っていましたが、本当に無事に終わることができること自体が奇跡ですし、うれしい気持ちでいっぱいです。

 

『望海風斗第二章』なセトリ

宝塚時代の曲からJazzyな中性的な姿、ミュージカルの名曲からJ-popまで多彩で最初はやっぱり宝塚時代の曲が馴染みもあり思い出深くもあるので、”受け入れる”という部分ではやはり宝塚の曲以外は時間が少し時間がかかりました。

が、今ではどの曲も大好きです!!

芳雄さんもおっしゃていたけれど、まさに”いい塩梅”だなと(笑)

 

まず宝塚時代の曲は”Changer(ドン・ジュアンより)””この国に生きて(アル・カポネより)””愛した日々に偽りはない(オーシャンズ11より)”

サヨナラショー等に入れられなかった曲で、また聴くことができてうれしかったです。

1曲目にChanger(変わる)を入れるのがニクイですよね…あれは泣きます。

”この国に生きて”は私が初めて望海さんの主演作品を生で見たのがアルカポネだったので、ハットを被って振り返る瞬間にあのときの香りが蘇ってきて…その日によって男役度が変わっていたりもして、それもまた楽しかった。

”愛した日々に偽りはない”は宝塚時代生では間に合わなかった曲。正面にパッと向いたときの拍手とか空気感が…これもまた、生で観ることが叶って嬉しかった曲でした。一度、”テス”の位置でやばかったです。男役時代と変わらなくて好き。

シネマパートではどの曲も好きでしたが、カサブランカがいちばん好きです。”のぞみ”とかけているところとか。梅田ではまだ多分望海さんもこちらも(笑)、慣れていなかった芝居仕立てのところがKAATではずいぶん自然になっていてびっくりしました。

Jazzパートはダンスが男役寄りで嬉しかったですね…。私は何よりも男役のダンスが見れなくなることがさみしかったので。歌もさらに英語の発音が上手になっていて、毎回楽しいパートでした。

Musicalパートでは通常バージョンはマンマミーアから。私はマンマが大好きなので嬉しかったです!なっちゃんのソフィ、望海さんのドナが見たい。(真彩ちゃんのソフィもみたい)

女性よりの気持ちの”そばにいて”はまたこちらの受け取る感情が違って新鮮でした。

”星から降る金”すごくよかった…!どんどん情感豊かになっていって、こころ揺さぶられました。

Jpopパートが一番望海さん本来の音域に合っていて歌いやすそうだったな~!

どれも好きだけど、”月光””始まりのバラード”がとても好き。

 

ペロシャルなゲストのお三方

・ラミンさん

ラミンさんはお恥ずかしながら初めましてだったのですが、本当にすごかった!

そして、本当に紳士でジェントルマンで望海さんと歌っていたときにウインクしてくれたり、あたたかなお人柄だったなあ。

望海さんも憧れの方とやっと共演できて本当に嬉しそうで…。夢を叶えた姿を見れてとても嬉しかったです!

「CAWAII」って言ってくれて望海さんが飛び上がって喜んでいたり、ファンモード&乙女モードだったの本当にかわいかったしこちらも幸せでした。

男役モードだった”闇が広がる”もすごかったな…。今までにない感じの世界観で。

このご時世でラミンさんと共演できて、本当に当たり前ではないことだと思いますし本当によかったです!また共演した姿が見られますように。

 

井上芳雄さん

芳雄さんは宝塚時代からご縁があり、現役時代にゲスト出演したディズニーコンサートで「一緒に芳雄さんと歌ってみたい」という夢を叶えたりしていたのを見ていて、お話しされるお姿はいつも嬉しそうに仲良しそうにしているので今回も楽しみにしていました!

NZMに出られなかったので、今回無事共演をはたせて本当によかったです。

芳雄さんがいちばん共演している姿をイメージできたので(笑)、歌う曲とかも色々想像できた分、何歌うんだろう!?という期待感もとても高かったです。

ラミンさんと男性パートの曲を歌ったから、勝手に1曲はそうなのかな?と思っていたのですが、”私が踊る時(エリザベート)””二人は永遠に(ウィキッド)”でした!

いや〜、まさかシシィをやるとは!この半年、ルキーニ・トート・ルドルフ、そしてシシィをやる多彩さ。

東宝版は馴染みがなかったのですが、それでもあの高音!迫力!すごかった~!(ブリドリでのシシィ姿が最初ちらついたことは内緒…(笑))

”二人は永遠に”は大好きな曲だったので、不意打ちすぎてびっくりしましたがとてもうれしかった~!高校生のころ、濱めぐさんと沼尾さんのウィキッドのCDをめちゃくちゃ聴いていたので…。一度しかきけなかったのが悔しい。Blu-rayにも残らないなんて(涙)

芳雄さんのラジオにゲスト出演してもらって歌ってもらえないかな~!

望海さんのエルファバとてもとても見たいです!真彩ちゃんグリンダで。夢がまたできました。

トークでは芳雄さんへの期待度は元々高いだろうし、望海さんは無垢な妹のように芳雄さんを見つめているし、きっとやりづらいところもあったかな~と思いました(笑)たのしかったけど(笑)そりゃあね、下級生の男役のときから知っているし妹さんの同期だし妹のような存在と言っているしやりづらいところもあるよね(笑)

肩抱くの遠慮がちでしたね、とか望海さんが言っちゃうの本当に信頼しているからなんだろうな~とか思いました。そして、「(女性としての)どうですかわたし?」と芳雄さんからの「かわいい」待ちする望海さんとてもかわいい。本当にかわいい。

わたしの見た初回は「明日はガッと抱き寄せるからな!?」って宣言しててきゃーっとなりました。次の日も紳士だったみたいですが(笑)

「カンパニーに危ない人(変な虫がつかないように)いないかちゃんと伝えますから皆さん安心してください!」と伝えてくれる芳雄お兄さん、本当にありがたい。ぜひよろしくお願いいたします。全幅の信頼。

また共演しているところを見れたらいいなあ~!

 

・海宝直人さん

個人的に未知すぎるのもあって、とてもとても楽しみにしておりました!

ただ、生ではどうしても見ることができず、配信だけ…。いきたかったなあ…劇場で音を浴びたかったです。

何度か映像で海宝さんお歌を聴いたことはあって、絶対に望海さんと合う!と思っていたんですよね。

ただ、トークをしているところは見たことがなくて、望海さんも海宝さんをお迎えする前に「今日はちゃんと回さなきゃ…」みたいなことをインスタにも書いていたので大丈夫かな〜?と思っていたんですけど、まさかのトークも相性が良く芳雄さんの回よりも押すという!笑

なんと今までお互いの観劇の予定とかも合わなかったらしく、ゲネプロが初めましてだったそうで。それであの仲の良さ??笑

1日目のレポや配信のお話しを聞いていると海宝さんもめちゃくちゃ望海さんのことをリサーチしてきてくださっていて、その真面目さが望海さんと似通うところがあるのかもしれない、と思いました。

配信回になりますが、手放しで望海さんのことを褒めてくださっていて、お話しを全肯定で受け止めて返してくださるので私たちファンも気持ちよく聞けるし、望海さんも気持ちよくお話しできたんではないかなあと。海宝さんもいつもより饒舌でテンション高かったみたいで、ファンの方にどうした!?って言われてて、本当に、どうしたんでしょう(笑)よほど気があったのかな。(うれしい)

まずはトークでいくつか気に入っているところを残しておこうと思います。

・海宝さん「こんなに完璧で隙もあるなんて、それは”愛されのカツアゲ”だぞ!?(パワーワードすぎ)と思って。‪愛してしまうぞみんながと思って」望海さんは照れて笑ったまま言葉発せてなくて、いやもうわたしの思考はフリーズしました。笑

・海宝さん「チャーミングだなと思って」→望海さん「チャーミングいただきました〜」と顔に手を当てて嬉しそうに照れてました(かわいい)

・デュエット後、望海さん「私なんてたくさん今まで歌ったうちの一人ですから」となぜか面倒な彼女みたいになったあとに海宝さん「ラミンさんと芳雄さんと最後僕ぅ!?僕でいいんですかぁ??」みたいな応酬をくり広げていたところ。

・素敵をSPEKIと言っていたことを受けて海宝さん「実はここで告白するんですけど、最初ただ噛んでるだけだと思って」→望海さん「ああ〜あいつ噛んでるなって思いました?」→海宝さん「あ〜ちょっと噛んでかわいいなと思って」望海さんガチ照れる

ここで私は爆発した(笑)

望海さんをリサーチするためにプライベートが垣間見えそうなDVDを買ったんですけどなんだと思います?のくだりで、一瞬わたしの中で『まさかブリドリ…??いやまさかな、パリ紀行やろ』と思ったらそのまさかという(笑)

ファントムも買ってみてくださったそうなので、だいきほの歴史を知るには完璧な布陣ですね…さすがです…。海宝さんがブリドリを見て、さみしさを紛らわせる/とても楽しみ!と言っていたのを受け、わたしも見直しましたがあれを見たのは大丈夫かな…?と一瞬不安になりました(笑)

先日のLINELIVEでプリドリにたどり着いた経緯はアマプラでだいきほ卒業特集(おそらくタカニュの卒業インタビュー)も見て頂いたみたいで、そこできぃちゃんが「わたしあれ好きなんです~!」と言っていて見てみよう!と思って円盤を買ってくださったとのことで…いや行動力!笑

お仕事だし、当然のことなのかもだけど誠実で真摯な方なんだな~と思いました。

肝心のお歌の方は”陽ざしの中へ(ノートルダムの鐘)””世界が終わる夜のように(ミス・サイゴン)””Journey to the past(アナスタシア)”の3曲。いや、もう最高でした…!

深みのある歌声で本当に声質の相性がばっちりで心地よかった~!チークダンスもとても素敵でひゃああああ~!と心の中でのたうち回りながら(笑)見ておりました。何というか…海宝さんとの腕の中の望海さんとても女性らしくてかわいくて綺麗で…(語彙)海宝さんの表情もすてきだった!

Journey to the pastは望海さんのアーニャはとても快活でかわいくて、それを見る海宝さんの目よ…!最後のロングトーンが本人たちも言っていたけど、本当にすごかった。

アナスタシア、何度も同じキャストで再演してほしいとLINELIVEでも言っていたけど、どうにかアーニャに望海さんいれてくれませんかね…?(無理でしょうが…)

これからの共演がとても楽しみ!

 

なんかもっと書きたいことたくさんあったけど、ひとまず締めます(笑)

Blu-rayが届いたらまた書き足そうかなあと。

つぎのコンサートは芸歴20周年コンサートかな?またコンサートやってくれるの楽しみにしてます!