Chouette Ange

観劇記と好きなひとたちについて

僕がキミの想い連れてくから ~Sexy Zone Live tour 2019 "PAGES"~

 

 


  

Sexy Zone Live tour 2019 "PAGES"

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5/4・夜の部、5/6・昼の部と念願のSexy Zoneのコンサート(in横アリ)へ行ってきました!

私にとって、”コンサート”自体が人生初。
横アリは一度だけクライアントのイベントで行ったことがあったきりで。

昨年は行くことができず、ずっと待ち焦がれていた一年越しのSexy Zoneのコンサート。

楽しみと不安と…あとは4人でいる姿を目の当たりにして。わたしは何を思うんだろう?という未知への気持ち。

細かいセトリとか曲とかについても書きたかったけど、まだコンサート慣れしていなくてレポみたいなこともできないので、今回は参加して思ったコンサート全体の感想、アルバム「PAGES」について、いまのSexy Zoneへの想い等…をまず残しておきたいなあと思います。
4人はさみしく思うことを肯定してくれたので、今の気持ちを素直に。

 


1.Sexy Zone Live tour 2019 PAGES について

 

シンプルに、とにかく楽しかった!!!というひとことに尽きる。

楽しかった、し、楽しませてくれました。
メンバーの一挙一動に沸いて、メンバーが誘導してくれるC&Rに乗って声を出して、ペンラを振って一生懸命作ったうちわを持って。
風磨くんがまとめ役となってやってきた、STAGE・リペと続き今年は3回目。
これまでせくしーみんなとファンのみなさんで育ててきたライブ。今回のライブも初日からここまで育ててきて、新規受け入ればっちり!な体制だなと思った。
実際、一緒に入った他担さん(キスマイファン)も楽しんでくれたようだし。

 

席もすごく恵まれていて、スタンド5列(真後ろスタトロ通る)→アリーナ最前で、最初にスタンドで全体を見れて雰囲気をつかめたのが本当によかった。
おかげでよくわからなかった席(センター・アリーナ・スタンド・立ち見…などなど)やメンバーの導線も今回ちゃんと理解できるようになりました。

私が舞台観劇で見てるところって、宝塚だったらメインは贔屓の表情とか、ウインクとか…細かいアドリブとか。あとは後ろの下級生だったり、映像に残らないところ。

あとは色々考察もしたりするかな。


今回、わたしはコンサートでもそんなところを見るぞ!!と思って参加してきました。
(ファンサうちわはしっくり来なくて、冠お祝いのうちわを作って持っていったけど)

でも、実際参加してみて思ったのが、Sexy Zoneがファンとの一体感を重視していることもあると思うけど、コンサートって本当にファンも参加して初めて完成するんだなっていうのを今回身をもって感じたのが、一番の気づきとして大きかった(真面目か!笑)。

 
舞台もお客さんが入って初めて完成すると言われているけど、コンサートは”見る”んじゃなくて、”参加”だなあ~と揃うペンラの動きを見たり、C&Rをしていて思いました。
ファンサもファンとのコミュニケーションのひとつで、まるで会話してるみたいだなって思いました。

5日にアーティスト好きな子と会って、コンサートの話を聞くと”オペラ持たない””うちわ持たない””ペンラ持たない”と聞いた衝撃たるや(笑)
歌っているアーティストを見に行くというより、生の音楽を聴きに行ってるからって。そりゃそーか(笑)

いや、私たちも確かに本人たちのパフォーマンスを見に行ってるんだよ。
本人たちも連日ハードな公演のなか、生歌で走り切って、ダンスもさらにパワーアップして、本気のパフォーマンスを見せてくれていた。

Sexy Zoneってきらきらアイドル寄りだし、みんな顔が良いから誤解されがちだけど、ジャニーズのなかでも、パフォーマンスや魅せることに関して抜きんでいるグループだと思う。

演出に関しても映像もすごく拘っていたし、レーザーの使い方もより洗練されていたし、セットもめちゃくちゃ私は好みだった。

でも、パフォーマンスでさえも、演出でさえも客席も参加させてくれてる、参加して初めて完成というか…う~ん、うまく伝わらないかもだけど。

まあで私はそれに気づいてからはオペラ使う回数を減らして、ペンラ振って踊れるところは踊って、声出してっていうふうに私も”参加”しました。
そしたら、なんかもうめっちゃ楽しかった!!!!!
細かいところは円盤でみりゃいいんだな~みたいな(笑)
コンサート慣れしたらまた変わるのかもしれないけど。

だからこそ、ほかのコンサートにもジャニーズはもちろん他界隈にも行ってみたいなあと思いました。

 

パンフを読むとそれぞれの気概に想いがいっぱいになったし、”感情をさらけ出すようなコンサートに”っていうのも参加してみて納得。
だから本編の最後がCRYなんだね…。

 

Cry Cry Cry 思いきり
Cry Cry Cry 泣いていいさ
優しさはいつも近くにある
だけども素直になれない 僕らは
Crying in the Rain  流した 涙をそっと
Wow-o-o wow-o-o 抱きしめてる
Wow-o-o wow-o-o 強くなれる

 

沁みるなあ…。

後述しますが、Sexy Zoneにとってもこの半年間色々とありました。

さみしい、泣きたいと素直に思っていいんだよ、というメッセージだったのかなあ。

 


2.アルバム『PAGES』について

 

今回のコンサートでメインになっているアルバム「PAGES」について、一度もこのブログでもツイッターでもあまり触れていませんでしたね。
どの曲も大好きだし最高。それは間違えない。

 

けど、やっぱり何か足りない。
もうお分かりかと思いますが、聡ちゃんの歌声が。

聡ちゃんの歌声がないだけでこんなにサウンドの厚みが無くなるのか、と思ったし、勝利くんもマリちゃんもちゃんとパートもらっているのに、なぜかふまけんの主張が強くなる。

わたしは聡ちゃんのくせのない、澄んだまっすぐな歌声が大好きで、たぶんそんな歌声が5人のサウンドをマイルドにつなげてくれていたんだと思う。

PAGESのあとに、XYZ=repaintingを聞くとそれが如実でさみしくて仕方が無かった…。
パンフには24TVが終わってすぐに制作にとりかかったと書いてあったので、たぶん聡ちゃん込みのレコーディングもずいぶんと進んでたんじゃないかなあ。
いつか、5人バージョンの披露もしてくれるとうれしいなあ。

 

コンサートでは歌声をじっくり、とはなかなかいかなかったけど、アルバム曲以前の曲の聡ちゃんパートはたぶんマリちゃんが結構もらってるなと感じました。

まあ、ふたりで歌ってる箇所を一人で担うことも多かったからよけいにそう感じたのかも。そんなところもさみしかった。

 

私でこれだから、聡ちゃん担もメンバー4人も相当さみしさを抱えながらだったよね。

 

このアルバムはもしかしたら、聡ちゃんの活動休止のあとに練りなおされた部分ももしかしたらあるのかもしれないと思いました。

テーマ自体は24TVを経験してからの、というところは確かだと思うけど、私たちにすごく寄り添っている部分もたくさんあって。

前述した『CRY』、そして『いつまでも いつまでも』は特に。

 


3.確かに4人で5人のSexy Zoneだった

 
私は聡ちゃんのことも大好きだけど、担当ではないから特にこれまでSNSには書いてこなかった。私よりさみしく辛い人はたくさんいるし、私が何言っても…という気持ちもあって。
さみしいけど、誰が悪いとかは全くないから。気持ちの置き場が分からなかった。
どこかで段々と4人でいることに慣れてしまったらどうしようという不安もあった。

きっとこの不安は聡ちゃん担の人はもっと抱えていたはずで、前へ前へと走り続ける4人に対し置いてかれてしまう…という思いもあったはず。

 

今回、勝利くんも挨拶で言及したこともあったようですが、『コンサートをしない』『アルバムを発売しない』という選択肢もあったのだと思う。
でも、Sexy Zoneは前に進む選択を取った。
寂しく思うファンを置いていくことなく、随所に聡ちゃんもともにツアーを回っている・5人でSexy Zoneなんだ(気持ちの面で)と感じさせるパフォーマンス。

そしてグッズや映像などもあって…

でもお涙頂戴にはしない、できない…絶妙なラインだったと思う。

 

活動休止発表直後の4人の表情、ラジオの声色をふと思い出した。

こわばった表情、柔らかく私たちを安心させていこうと感じさせる声……裏では私たちには想像つかないくらい、仕事の調整に追われていたと思うし、短時間で前進むか一度グループとしての活動も現状維持・もしくは少なくするかといった決断をしなければならなかったんだと思う。

年末の歌番組、勝負曲と言われていた大一番のシングルリリースのタイミング、ただでさえ多忙なエースは連ドラ初主演・そして主演映画の公開、大学生のメンバーもいる………こうやって考えるとメンバー自身が気持ちの整理がつきはじめたのが年明けの長期休暇のころだったんじゃないかと思う。

 

メンバーが一番さみしさと戦ったよね。そして今もさみしいよね。自分自身への不甲斐ない思いもあるかもしれないよね。

でも、それでも寂しい気持ちもひっくるめて前へ進むSexy Zoneが好きだ。

さみしいんじゃないかと外周を増やしてくれる優しい優しいSexy Zone
間違えなく、Sexy Zoneは5人だし、これからも5人で前に進んでてっぺんを取っていく。

こんなにさみしい気持ちをひっくるめてくれるSexy Zoneが、聡ちゃんのことを置いていくはずがない、って思った。

やっぱり、Sexy Zoneの取り巻く世界は愛とやさしさにあふれていた。
私が今まで感じてきたことは間違えが無かったし、本気でこの人たちならてっぺんとれるって思った。

 

 

前を走り続けてSexy Zoneの行くいばらの道を切り開く健人くん。

大きな懐でグループを包み込む風磨くん。

誰よりも5人のことを大好きで大切にしてる勝利くん。

パフォーマンスもトークも急成長して、すてきな考えを持っているマリちゃん。

そして、みんなの笑顔をつなげてくれる聡ちゃん。


1年ちょっと前にSexy Zoneを見つけた私、よく見つけたね。えらいよ、よくやったって言いたい。
さみしいこともあるけど、私はSexy Zoneのファンになれて、セクラバの仲間入りが出来て本当に幸せ。

どこか、二次元的な存在で尊くて美しい存在なのに、泥臭くがむしゃらにもがくSexy Zoneが大好きだ。

ファンをまっすぐに愛してくれて伝えてくれるSexy Zoneは大好きだ。

やっぱり実際に会わないとわからないって思った。TV、ラジオ、雑誌を通すより何倍もSexy Zoneの想いが伝わりました。

 

”一緒に”てっぺん取っていこうね。